【歯科医院限定】〜歯科医療専門弁護士監修〜歯科治療 説明書・同意書

時代の変化とともに多様な患者トラブルが増えてきている現代社会の中で、事前説明についてのトラブルが最も多いトラブルの一つです。
しかも、治療トラブルよりも賠償額が大きくなることもあることはご存知でしょうか。
最近では、多くの歯科医療機関で治療の説明書や同意書を取っておりますが、未だに説明書や同意書がない、あったとしても内容が不十分なものであるところは少なくありません。
実際に、十分な事前説明を行なっていたとしても、説明書や同意書がない、もしくは、同意書が不十分であることが原因で、数百万・数千万円レベルの責任を問われたケースを多く見てきました。
ここで、正しい同意書の条件はご存知でしょうか。
その条件がこちらです。
① 国・判例の基準を満たしている
② 具体的なリスク(頻度の多いもの・重症度の高いもの)を示している
③ 医学的根拠に基づく内容である
④ 法律に違反しない
つまり、正しい同意書には「医師としての目」と「法律家の目」の両方の視点が必要です。
そこで、歯科医師 兼 弁護士の小畑真が、これまでの事例を踏まえて、歯科医師と弁護士と両方の観点から作成したものが「〜歯科医療専門弁護士監修〜歯科治療 説明書・同意書」になります。
【リーフレット】
https://drive.google.com/file/d/1JTkA2Blj9CeKCoK02B8D7FtqwNs0TYMc/view
【それぞれの治療方法についての概要】
<インプラント>
治療トラブルの代表格。
高額な自費治療であることに加えて,外科手術も伴いますので,トラブルになりやすい傾向にあります。
<ブラケット矯正治療>
インプラントと並びトラブルケースの多い治療方法。
治療期間が長く,治療中断に伴うトラブルが多い傾向にあります。
<インビザライン>
アライナー(マウスピース)矯正治療の横綱。
多くのメリットがある反面,思うように治療が進まないことも少なくなく,トラブルケースが増えてきています。
また,ブラケット矯正治療によるベーシックな矯正治療に習熟していない先生がトラぶるケースが多くなっています。
なお,既存の説明書では記載内容が不十分ですので,当事務所にて必要十分な内容を作成しております。
<抜歯>
外科手術は比較的リスクが顕在化しやすい治療方法ですので,トラブルになりやすい傾向にあります。
合併症や治癒不全が生じた際の水掛け論トラブルも多く,適切な事前説明や同意がポイントとなってまいります。
<根管治療>
保険診療の中では,抜歯とトラブルになりやすさの一位二位を争う治療方法です。
予後不良に伴う請求額も高額になりやすい傾向にあり,事前説明と証拠化は必須の内容となっています。
<鎮静法>
歯科治療に伴い,患者さんの身体的精神的ストレスを緩和させるために,笑気鎮静法や静脈内鎮静法を使用することはとても有用です。
しかし,全身状態に影響を与える可能性もありますので,術前診査と必要な全身管理を行うとともに,リスクを含めた適切な事前説明が必要となってまいります。
<ホワイトニング>
返金トラブルが多い治療方法の一つ。
また,一部,特定商取引法の対象として、返金規定の明確化,概要書面・契約書面の交付,クーリングオフの義務化が求められ,エステなどと同じシステムが必要となっていますので,この点も注意が必要です。
<齲蝕治療>
意外と多い生活歯のトラブル。
症状が治らず,根管治療に移行するケースも少なくないため,そのようなリスク説明も含まれた内容になっています(なお,根管療法の説明書・同意書と一緒に使用いただけると効果的です。)。
また,保険・自費を問わず,修復・補綴まで含まれた内容になっていて,それぞれの修復物・補綴物のメリット・デメリットについての説明も含まれています。
<MRC矯正治療>
マルチファミリー・マイオブレース・プレオルソ・ムーシールドなど,MRC矯正治療を行なっているクリニックも増えてきています。
しかし,これらの治療についての適切な説明書・同意書がなく,作成の要望が多かったため,今回作成に至りました。
<矯正用アンカースクリュー>
矯正用アンカースクリューについては,とくに矯正専門医の先生からのご要望を多くいただきました。
アンカースクリュー植立・撤去の流れやメリット・デメリットについて記載しています。
<床矯正>
以前からトラブルケースが多い床矯正治療。
同意書を交わしていないケースも多く,ご要望の多かった治療内容の一つ。
床矯正治療を行っている先生はご使用いただきたいところです。
その他の同意書の作成・リーガルチェックなども承っております。
詳細のお問い合わせ・お申し込みは横浜オフィス(TEL 045-305-6553 FAX 045-345-5532)まで。